来年１月にはトランプ米大統領が誕生する。

同年４・５月にはフランスの大統領選挙。

４月の選挙で過半数を得る候補者がいなければ、
上位２人で５月に決戦投票が行われる。

この選挙について、以下のような予測も。
「（国民戦線の）ルペン党首は前回の大統領選挙では泡沫候補
と呼ばれていたほどなのですが、今では２回目の投票に進む
最有力候補として見られているのです。

…大統領選挙までに、フランス国内でまた大規模なテロが
起こるようなことがあれば、反ＥＵ・反移民を掲げる国民戦線への
支持がなおいっそう広がることになり、ルペン党首が次の大統領に
なる可能性が高まっていくでしょう」
（中原圭介氏）

これはトランプ氏が米大統領選挙で勝利する前の予測。

オランド仏大統領は、トランプ氏が大統領選挙に勝利した場合、
「（仏大統領選挙が）極端に右傾化することもある」と述べていた。

もしルペン仏大統領が登場すればＥＵの行方は一層、不透明になる。

グローバル化への逆流もより強まるだろう。